更新時期をむかえている15年前のエアコンに比べ、CO2排出量を最大約80%削減
省エネインバーターエアコン『Eco-ZEAS80』を新発売
ダイキン工業株式会社は、店舗・オフィス用エアコン『Eco-ZEAS(エコジアス)80』シリーズ(全15タイプ、368機種)を2010年5月1日より順次発売します。
本商品は、これまで培ってきた省エネコア技術を結集し、機器本体の省エネ性向上に加え、使用状況に応じて最適な運転制御ができる技術を開発することで、 15年前の一定速(ノンインバーター)エアコンに比べ、年間のCO2排出量(消費電力量)を最大約80%(※1)削減します。
当社は 1998年に店舗・オフィス用エアコンにインバーターを搭載し、当時主流であった一定速エアコンと比べて消費電力量を約60%削減する『スーパーインバー ター60』シリーズを発売して、業界の省エネをリードしてきました。この『スーパーインバーター60』シリーズと比べても、CO2排出量(消費電力量)を 最大約70%(※1)削減します。
【お知らせ】
本商品を2月16日~19日まで東京ビッグサイトで開催する「HVAC&R JAPAN 2010」に出展します。
【商品の特長】
1.15年前の一定速エアコンからの更新で、CO2排出量を最大約80%削減
省エネコア技術の結集によるAPF(※2)の向上に加え、使用時に発生する無駄な運転を自動で低減し、日々の使用状況に適した運転を行います。これにより 15年前の一定速エアコン(8.0kWクラス、3馬力相当)と比べCO2排出量を年間約2.8トン削減(※1)、年間電気代を約50,000円(※3)削 減します。
(1)業界トップのAPFを達成し、2015年度の省エネルギー法基準値をクリア
新開発した最小径4mmの高性能伝熱管を採用した高効率熱交換器や、モーター技術を駆使した当社独自開発のリラクタンスDCスイング圧縮機などの採用により、業界トップ(※4)のAPFを達成し、国が定める省エネルギー法2015年度の基準値をすでにクリアしています。
(2)約30,000通りの制御パターンから設置環境に合ったベストな運転を自動セレクト
エアコンの性能を最大限引き出し最適な運転をさせるためには、外気温や室内負荷に合わせた冷媒温度の制御が必要です。新開発の「OSCAR(オスカー)制 御(※5)」は、従来一定であった冷媒の過冷却温度を、外気温・室内負荷など約30,000通りの条件からベストな値を選び出します。これによりお客様ご とに設置条件や使われ方が違っても、年間消費電力量を約5%削減(※6)します。
2.快適なままで年間約15%の省エネを実現する、新開発『センシングフローカセット』
新開発の天井埋込カセット形室内機『センシングフローカセット』は、人の有無や位置、足元の温度をセンサーで検知しながら、4つのフラップを個別で動かし 風を送ります。暖房時には人のいない方向から風を吹き、直接風を当てることなく従来よりも足元温度を約3℃(※7)暖めることができます。また、人の有無 を見分けて、能力をセーブさらには運転を停止して消し忘れを防止します。これら全てを自動で行う「Eco全自動」モードにより、年間消費電力量を約15% 削減(※8)します。
3.業界初(※9)の風量制御「風ブロック」機能で、吹き出し口毎にドラフトレス(※10)を実現
新開発の「風ブロック」機能で、吹き出し口からの風を個別に止めることができます。この機能はリモコンで設定できるので、従来閉鎖材設置により対応していた風への不満や間仕切りの変更に簡単に対応できます。
【開発の背景】
温室効果ガス削減の観点から、CO2排出量を2020年に1990年比で25%削減する目標値が掲げられるなど、地球環境保全への意識が高まっています。 CO2排出量の約2割(※11)を占める業務用マーケットでは、使用エネルギーの約4割(※11)が空調によって消費されています。この分野のCO2排出 量削減のためには、いまだ市場にある約560万台(※12)の一定速エアコンのインバーターエアコンへの更新が不可欠です。
そこで当社 は、機器本体の省エネ性に加え、無駄な運転を省く「Eco全自動」モードを搭載した次世代省エネインバーターエアコンを開発しました。本商品は、快適性は そのままで省エネを実現できるので、お店の集客やオフィスの事務効率を下げることなく、CO2排出量の削減が図れます。
(※ 1):当社試算 15年前の当社一定速機(RY71D)、12年前の当社インバーター機(RZYJ80K)と、新商品との比較(フィルター自動清掃機能搭 載機種)JRA4048:2006(東京・戸建店舗)に基づく「APF((※2))算出」における年間消費電力量に加え、更新前空調機がメンテナンスを 行っていない場合の経年劣化(汚れ等)による電力量悪化(約25%)を推定したものと、新商品の比較。
CO2排出量係数 0.000561t-CO2/kWh 環境省 「平成20年度 電気事業者別実排出係数・調整後排出係数等の公表」代替値
(※ 2):通年エネルギー効率(Annual Performance Factor)の略。社団法人日本冷凍空調工業会基準で定められた年間を通じてエアコ ンを使用した時に必要な冷暖房能力(期間総合負荷)をエアコンが消費する電力量(期間消費電力量)で割った値。値が大きいほどエネルギー効率がよくなる。
(※3):当社試算 東京電力 低圧電力契約メニュー 夏季13.20円、その他12.16円の場合の従量料金比較。
(※4):当社調べ 2010年2月4日現在 店舗・オフィス用エアコン4.0kW~28.0kW(天井カセット型4方吹き出しタイプ)APF値において。
(※5):APF向上のための最適過冷却制御(Optimizing Sub Cool for Apf Raising)の略。
(※6):当社現行機(OSCAR制御なし)と、新商品(OSCAR制御あり)との比較。
(※7):当社試算 新商品(Eco全自動モード設定時)と、従来機(風量:強、風向:水平吹き)の設定温度を20℃とした場合の足元温度差。
(※ 8):当社試算 センシングフローカセットの「Eco全自動モード」設定時と風量・風向固定時において、体感温度が冷房28℃、暖房20℃になるよう設定 したときの年間消費電力量比較。温度条件はAPF算出条件に順じ、人の在室率(一般事務所:当社調べ)を想定し試算。
(※9):当社調べ 2010年2月4日現在 天井埋め込みカセット形において リモコン設定で1方向だけ個別に風量を落とすことができる機能
(※10):ドラフトとは、吹き出し気流が人に当たることで、寒く感じたり不快に思ったりすること。
風速約0.3m/s 当社試験室における実測値(天井高さ2.7m設置時の床上1.5mの場合) 周囲の影響や温調条件により異なる場合がある。
(※11):出典 「環境省 2007年度の温室効果ガス排出量」、(財)省エネルギーセンター「ビルの省エネルギーガイドブック(2007年版)」より
(※12):当社調べ 日本冷凍空調工業会 店舗・オフィス用エアコンの業界出荷台数の内、市場で現在も使用されている割合を推測。
お問い合わせ先
ダイキン工業株式会社
【コンタクトセンター(お客様相談窓口)】 TEL(0120)88-1081
http://www.daikincc.com