エヌエフ回路設計ブロック、保護リレー試験器RXシリーズ 海外モデル
エヌエフ回路設計ブロック(本社:横浜市港北区、社長:高橋 常夫)は、発電所や変電所などに設置されている保護継電器の動作を試験する「保護リレー試験器 RXシリーズ」の海外モデル RX4717Kを発表、2009年8月26日より販売を開始します。
■「保護継電器」「保護リレー試験器」について
保護継電器は、電力会社や鉄道会社の発電所から変電所、受電端までの各所に設置され、送電や変電における事故や故障などの異常発生を検知し、事故が発生した電力系統をすみやかに切り離す制御信号を出すことで、電力の安定供給を確保するという重要な役割を担っています。そのため、電力会社では、保護継電器が正常に動作するかを、保護リレー試験器を使って、定期的に試験しています。
当社は発変電、送電向け保護リレー試験器の国内唯一のメーカで、国内電力会社10社をはじめ、電力設備の保守メンテナンス会社、鉄道会社、重電メーカなどの電力インフラを支える数多くの企業に納入しています。最近では、太陽光発電のパワーコンディショナやコ・ジェネレーションなどの系統連系試験用のニーズが高まっています。
■開発の背景
当社の保護リレー試験器は、国内を中心に販売を展開し、計測試験器では珍しい日本語表記の操作パネルの採用をはじめ、試験現場のユーザの強い要求に応えながら、国内保護リレー試験器のスタンダードとしての地位を築いてきました。
しかし、国内プラントメーカが海外発電プラントを受注し、その竣工試験用に国内で実績のある当社の保護リレー試験器を採用しても、商業運転開始後の定期点検用には、日本語表記が障壁となり、欧州メーカの試験器が採用されるケースが多々ありました。竣工時と異なる試験器を使うために、定期点検の試験結果で、納入先の技術者とプラントメーカの技術者の間でトラブルが発生することもあり、プラントメーカからは、海外向けの英語表記の製品に対する強い要望があり、これまで特別注文で対応してきました。
当社では、海外、特に欧州メーカの試験器が広く採用されているアジア市場での展開を図るべく、英語表記をはじめとする仕向地仕様を考慮した海外向け商品RX4717Kを開発し、国内プラントメーカの海外展開の加速、中国における電力や鉄道インフラの整備への投資拡大、アジアにおける再生可能エネルギーの開発や利用の拡大などに対応していきます。
従来品は輸出貿易管理令で定めるところの輸出規制該当品であるため、経済産業省の輸出許可が必要でしたが、今回の商品は仕向地仕様の見直しを図った結果、非該当品となり、煩わしい輸出許可申請が不要となったことで、機材調達から出荷までのリードタイムを大幅に短縮することができます。
当社では、保護継電器の種類や試験方法に合わせて、5機種の基本となる保護リレー試験器をラインナップしていますが、今回発表のもっとも基本的な電圧1要素、電流1要素のモデルを皮切りに、海外向け仕様の保護リレー試験器の商品化を順次進めていく計画です。
■製品の名称と概要
品名 電圧単相電流単相保護リレー試験器
V1 I1 PROTECTIVE RELAY TESTER
型名 RX4717K
価格 2,250,000円
■製品の主な仕様
■出力要素 電圧1要素(単相) 電流1要素(単相) 同時出力
■定電圧出力 0~40V、0~125V、0~250V
■定電流出力 0~0.4A、0~4A、0~20A
■設定周波数範囲 10Hz~200Hz
■ひずみ率 0.5%以下
■販売目標
初年度(年間) 50,000,000円
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タグ: エヌエフ回路設計ブロック, コ・ジェネレーション, パワーコンディショナ, 保護リレー試験器, 保護継電器, 系統連系試験用








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